バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイ50周年記念株主総会に出席①

ノマド投資家 小泉雅史です。4月29日から5月12日まで投資に関する視察旅行で米国に行ってきました。目的は2つ:①バリュー投資の神様、ウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイの株主総会に出席すること。②シリコンバレーで世界先端のITスタートアップおよびVCのエコシステムを視察すること。

今回から複数にわたり、米国旅行で見聞したことについてレポートしたいと思います。まず最初は、ウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイの株主総会について。

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5月2日に開催される総会に参加するために、米国ネブラスカ州オマハまでやって来ました。成田からミネアポリス経由で約15時間のフライト。オマハは人口わずか43万人、アメリカ中西部にある農業・畜産業中心の田舎都市です。一方、ここは2015年フォーブス世界長者番付3位、個人資産727億ドル(約8.6兆円)のウォーレン・バフェットの本拠地としても有名です。

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総会3日前の夕方オマハに到着して、昨日は歩いてバークシャー・ハサウェイの本社があるビルとバフェットの自宅を見学してきました。いったいバフェットはどんな家に住んでいるのか?大変興味深いです。

まず、本社オフィスはダウンタウンから少し離れたところにあるKiewit Plazaという立派なビルにあります。地元の名士Peter Kiewitにちなんで名づけられたこのビルに1962年からオフィスを構えているそうですが、このビル、オマハではかなり目立っていますけど、東京で見たらたぶん普通のオフィスビルです。正直、世界最大の投資持株会社が入っているような感じはしなかった。

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次に、バフェットの自宅を見に行くことにしました。オフィスから車で5分程、同じFarnam Street沿いにあります。私は歩いて行きましたが1本道を30分くらいでしょうか。閑静な住宅街にある落ち着いた雰囲気の立派な家でした。

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バフェットが毎朝この道を通勤しているのかと思うと感動です。しかし、本当に同じ道沿いにオフィスと自宅があり、バフェットのまじめなライフスタイルが想像できました。きっと毎日寄り道しないで往復しているのだと思います。

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Kiewit Plazaにオフィスを移すまでは、この自宅で投資運用もしていたそう。バフェットの原点なんですね。しかし正直、個人資産約8.6兆円の方が住んでいるような家には見えません。高級住宅街にある普通の家です。

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こんな田舎のライフスタイルから世界長者番付3位にまでなったウォーレン・バフェットは本当に偉人、いや奇人ですね。今回バフェットの自宅やオフィスビルを実際に見て、彼の投資に対する実直な姿勢やシンプルな生き方をダイレクトに感じることができました。皆さんもぜひ一度自分の目で見てみることを強くお勧めします!

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次回は、いよいよバークシャー・ハサウェイの50周年記念株主総会についてレポートしたいと思います。世界中から集まった株主3万人以上には圧倒されました。投資家・経営者としてのバフェットの真髄に迫ります!

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