ノマド投資家とは

ノマド(nomad)は、英語で「遊牧民」の意味。インターネットの普及によりパソコン・スマホさえあれば、会社のオフィスに縛られず、カフェや電車等、どこでも仕事ができるようになり、ワークスタイル革命が起きました。

しかし、ノマドは単なるワークスタイル変革ではありません。インターネットテクノロジーによって「フラット化した世界」では、国や地域、会社を超えて人・モノ・金がネットで繋がり、世界中どこにいても生活できるライフスタイルが整いつつあります。

海外旅行中でもSNSで家族や友人と常時接続、必要であれば無料でテレビ電話も可能です。BYODにより自分のPC・スマホで仕事が行え、銀行振込や株式投資もオンライン決済可能。学校はe-learningによる遠隔教育が進み、airbnbやUBERを使えば、どこでも簡単に宿泊先や移動手段を見つけられる時代です。

つまり、現代のノマドは、デジタルテクノロジーの進化により出現した「テクノロジーノマド」「デジタルノマド」であり、人々の新しい「生き方」なのです。

今後はさらに、あらゆるモノがネットでつながるIoT技術、それらから集まる膨大なビッグデータを分析するAI技術(人工知能)、スマホを含む人間との接点であるインターフェース技術、人間の労働を代替するロボット技術、さらには世の中のあらゆる取引を自律分散型で記録するブロックチェーン技術など、デジタルテクノロジーの進化・普及により、人間は多くの第一次産業・二次産業・三次産業の労働から解放されて行くでしょう。

ますます高度化する「テクノロジー」「デジタルテクノロジー」という道具を手に入れた人間は、本来の能力に何百倍もの「レバレッジ」をかけた「超能力」を使いながら生きることができる時代を作り始めました。「ノマド」は、従来型の労働や会社から解放された個人が、テクノロジーを駆使して、「時間」「場所」「お金」から自由な新しい生き方を創造する象徴ではないかと考えています。

これから人間は二極化して行く可能性があります。テクノロジーを駆使して自分の独自能力に大きなレバレッジをかけることができる「タレント人材」と、逆に固有の能力が乏しくテクノロジーによって淘汰されてしまう「コモディティ人材」です。結果、タレント人材とコモディティ人材の経済格差は飛躍的に拡大するでしょう。

ロバート・キヨサキは「キャッシュフロークワドラント」というフレームワークを使ってビジネスを形作る4つの異なるタイプ、「E:従業員」「S:個人事業主」「B:ビジネスオーナー」「I:投資家」を定義しました。

この4つのタイプの中で、今後タレント人材として活躍できる可能性が高いのは「S:個人事業主」「B:ビジネスオーナー」「I:投資家」です。

例えば、「S:個人事業主」は、ネットメディアやロボット、AIなどのデジタルテクノロジーを駆使することで、これまでローカルにしか提供できなかったサービスをグローバルに展開できる可能性があります。ユーチューバーなどはその一例です。

「B:ビジネスオーナー」は、同様のテクノロジーを活用することで、人間がほとんどオペレーションに介在しないビジネスプラットフォームを構築するかも知れません。不動産ビジネスは典型的な装置産業ですが、多くのビジネスが不動産のように装置化・システム化・無人化して行くことも考えられます。

「I:投資家」は最もノマド化が進んでいる人たちです。お金を使ってお金を生み出す仕事をしており、仮想通貨など金融の世界はデジタルテクノロジーの最先端でもあるからです。巨大な資金をスマホからボタン一つで瞬時にグローバルに移動できる世界が実現しており、「時間」「場所」から自由なワークスタイルが可能です。今後は、フィンテックによってさらに進化して行くでしょう。

テクノロジーノマド、デジタルノマドは、個人でありながらテクノロジーレバレッジにより、従来の大企業と伍するような能力を発揮する可能性を秘めています。

例えば、天才ハッカーならハッキングで企業の基幹システムをダウンさせ、営業停止に陥らせることも可能です。投資の世界では、1992年にイギリス政府の為替介入に対して通貨ポンドへの大量空売りを仕掛けたジョージ・ソロスがイングランド銀行に勝利しました。シリコンバレーの少数先鋭エンジニアは、世界規模で個人配車サービスを展開するUBERシステムを開発しました。車が自動運転化されると、無人オートメーションのグローバル輸送システムが実現します。

社員を大量雇用して生産する20世紀型の大企業時代は終焉を迎え、21世紀はタレントのある個人が活躍できる時代です。会社に依存せず、経済的にも自立した、いつでも、どこでも、誰とでも、自由に仕事ができる「ノマド」「デジタルノマド」な生き方が実現して行きます。

その中でも「投資家」は、テクノロジーによるレバレッジをかけやすく、「時間」「場所」「お金」から自由な「ノマド」な生き方を実現しやすいポジションにいると言えます。

フラットな世界を自由に飛び回り、デジタルテクノロジーをベースにビジネスの再生・創造・多角化投資を積み上げる。そんなノマドな事業投資家を「ノマド投資家」「デジタルノマド投資家」と呼びたいと思います。

ノマド投資家は、自らもノマドライフを実践し、ノマド社会に求められるテクノロジーインフラを認識することで、資本家としてキャピタルアロケーションを行い、社会を進化させる役割を担って行きます。

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