不動産投資家が考える株式投資。その基本原理は全く同じである?!

ノマド投資家 小泉雅史です。私はこれまでノマド投資家として不動産投資を中心に資産形成を図ってきましたが、更なる成長を目指して今後は上場企業への株式投資、つまり「企業投資」にも投資対象を拡大していきたいと考えています。その前提として、私は不動産投資と株式投資の基本原理は全く同じであると考えています。

 

株式投資とは、企業の株式を取得することで株主(オーナー)となり、取得した株式数だけ企業の部分所有権を得ることです。つまり、もし上場企業の発行済み株式数の全部を取得すれば、その企業の全部所有権を得たオーナーとなることができます。不動産投資も株式は発行していませんが、不動産の所有権を得てオーナーになる点で同様です。

 

そしてもう一点、企業も不動産も製品や部屋を消費者に提供することで対価を得て、その事業を運営する経費を差し引いた「利益」を生みだす仕組み(装置)であることには何ら変わりがありません。つまり、企業投資も不動産投資も提供するサービスや製品は異なりますが、利益、すなわちEPS(持ち分当たりの利益)を生みだす事業の仕組みに投資しているわけで、その分析過程においては共通の経営分析手法を使えるわけです。

 

強いて言えば、不動産の方が企業よりも事業構造はシンプルです。また、規模においては通常は企業の方が大規模です。分かりやすい例で言うと、賃貸用一棟マンションを複数所有する企業です。やっている事業は不動産賃貸業であり、不動産投資です。しかし、複数の不動産を企業形態で所有し、株式を発行している場合、その株式に投資するということは、その企業のオーナーになることであり、実際に何に投資しているかというと、その企業が所有する不動産からの利益(キャッシュフロー)に投資しているのです。

 

各不動産のオーナーになるか、それら不動産を束ねた企業のオーナーになるか、その違いだけです。つまり、不動産投資も企業投資も本質的には同じものに投資しているのです。

 

私は過去にサラリーマン役員として企業経営や独立コンサルタントとして経営コンサルティングなど、会社のオペレーションや経営改善支援に従事してきましたが、不動産投資・オーナー業の経験を得て、これからは企業投資・オーナー業の分野にも活動範囲を拡大して行きたいと考えている、というのが正しい表現なのかもしれません。

 

次回の記事からは、実際どのような株式投資手法を考えているのか、詳しく書いていこうと思います。それではお楽しみに。

 

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