経営者の4パターン

★★バークシャーハサウェイの次期CEO候補の一人、保険部門トップを務める Ajit Jain と撮影★★

ノマド投資家 小泉雅史です。仕事柄、これまで様々な企業の経営者を見てきましたが、世の中の経営者は主に以下の4パターンに分かれます。

1 起業家->オーナー経営者: ビルゲイツ
2 投資家->オーナー経営者: バフェット
3 プロ経営者: ルイス・ガースナー(元IBM)
4 サラリーマン経営者: 日本の大企業社長

該当例が古いですが、まさに代表者的な例だと思います。

例外として、

相続->オーナー経営者

というパターンもありますが、一般の人が経営者を目指す場合は上記の1~4になります。

1と2の違いは、起業家はビジネスを創り出せる人、投資家はビジネスを評価できる人です。

この起業家と投資家がビジネスのゼロイチ、つまり発掘(新規/既存)の部分に関与し、経営者はビジネスを育てる部分を得意とします。

このパターンが頭に入ると世の中の様々な経営者をより深く理解できるようになりますし、経営者を目指す人はどのパターンが自分に合うか考えられるようになります。

ちなみに私は、投資家->オーナー経営者が一番しっくりきたので、不動産・ネットビジネスを中心に事業投資をして、オーナー経営者をやっています。そして、その道の代表者であるバフェットから学んでいます。

日本に多いパターン4の中にはかなりの比率で素人経営者が含まれます。プロ経営者にはなれないけど、ある組織内では頂点に立った組織のプロです。

だから日本の大企業が上手く経営されないのもよく分かります。